公開日:2024年3月19日
アニメの総数は2024年3月の時点で15,691タイトル存在する。
内訳としては1910年代から1999年までで5,487タイトル、2000年から2019年で8,664タイトルで2020年代は1,492タイトルとなる。
ここで細かく計算しても実態はわからないのでざっくりと作品の傾向を加味したうえでアニソンの総数を計算していく事とする。
ざっくりと作品数の端数と年代に切り分けると下記になる。
この時代は無声映画及び劇場での公開が中心となっている為、ほぼアニソンは存在しない時代である。数曲存在するが誤差の範疇として今回は省略する。例を挙げてみると1930年公開の「黒ニャゴ」は無声映画だがレコードを同時に再生するという形でテーマ曲があったと言われているが今回は稀な作品と言う事でカウントを行わない。
1963年から長編テレビアニメシリーズとして「鉄腕アトム」が放送開始される。以降のテレビアニメはオープニング主題歌とエンディング主題歌が存在する事とする。また、1980年代になると「キン肉マン」や「鎧伝サムライトルーパー」「うる星やつら」などで販売されたキャラクターソング(声優が歌う登場キャラクターの歌など(以下:キャラソン))が発売される。これは第二次声優ブームと言われ様々なアイドル声優を生み出すこととなる。このキャラソンに関してはアニソンに含めるか否かという議論も必要になるが、今回は大まかに含める事とする。また、主題歌でもバリエーション違いや歌のないテーマ曲や主題歌変更なども全くないとは言い切れないので両方を含めて端数を繰り上げて計算する。(約250曲)
2,377作品×2曲=4,754曲 約5,000曲とする。
1990年代に入るとタイアップ曲や主題歌の変更、さらにキャラクターソング展開が過熱する。この時代は第三次声優ブームと言われアイドル声優は更に増え林原めぐみや横山智佐、井上喜久子など女性声優が多くピックアップされた。武道館でのライブや各種イベントが頻繁に行われるようになる。今回はあくまでもアニメに関連した曲のみを対象として計算するので声優個人が声優名で発表している曲に関しては含まれない事とする。
また、アニメ作品数としては1980年代後半に販売開始されたOVAがビデオデッキの普及とともに作品本数および販売本数を増やすこととなった。更に1990年代になるとテレビ作品数が1980年代と比べて倍になり1995年公開の「新世紀エヴァンゲリオン」以降はアニメバブルと言われる時代に突入する。また、深夜アニメ枠が復活し1クール(約13話程度)の作品が非常に多く公開されることとなる。
この好景気は1999年の「ノストラダムスの大予言」と合わせて世紀末ブームと変貌し2000年代初期まで続くこととなる。
まずはOPとEDの基本的な曲数を計算する。
2,491作品×2曲=4,982曲
大まかに計算して曲変更がない作品も多いが少なくとも1回は変更があったこととして
4,982曲×2曲=9,964曲
キャラソンの総数は大体3曲平均存在するとして
2,491作品×3曲=7,473曲
上記の合計で
4,982曲+9,964曲+7,473曲=22,419曲
端数を切り上げるので約23,000曲とする。
2000年以降の基本的な傾向は1990年代とほぼ変わらない状態になる。唯一の違いと言えるのは1997年から始まったモーニング娘などハロープロジェクトの「アイドルブーム」を乗っ取る形で2005年に秋元康がプロデュースした「AKB48」、そして同2005年に稼働開始したゲーム「THE IDOLM@STER」の影響から声優のアイドル化が進みアニソンの制作数が非常に多くなった。また、2006年の「涼宮ハルヒの憂鬱」から始まる新たなブームによりアニソン・キャラソンの製作本数は爆発的に増えていく事となる。この時期になるとゲーム・アニメのマルチメディア展開がどんどん複雑化していきアニメの曲なのかゲームの曲なのか判断がつかない物が非常に多く出現する。ここでは大まかに下記のルールで計算していきたいと思う。
1:最低限OPとEDはある 2曲
2:入れ替えが最低2回はあることとする 4曲
3:キャラソンは5曲だと多すぎる気がするから4曲あることとする 4曲
上記から1作品10曲存在する事とする。
10,156作品×10曲=101,560曲 おおよそ11万曲とする。
アニソンの定義としてアニメタイアップ及びキャラクターソングを中心に今回は総数を出してみたが、デュエット曲のバリエーション違いやラジオ放送のオリジナルテーマソング、歌手の違いや様々な要素を厳密にチェックしていけばもっと増える可能性もある。しかし、おおよその最低総数はこれで出た。
今回の計算で驚いたのは2000年代以降の24年間で1999年までに作られたアニメの総数の2倍以上制作しているという点である。作品総数は非常に多くなったが2000年以前の作品は概ね1年間放送する事を前提とした作品数となっているので一概にどちらが多いとも言えないが、新規のアニメーションを制作する際には設定など非常に作業量が多くなるため、アニメーション制作会社の負担は増えているといえる。
今後もアニメは多数制作されアニソンも加速的に増えていく事だろう。アニソンの帝王と言われた水木一郎は鬼籍に入り、初めてミリオンヒットを達成したアニソンは堀江美都子が歌う「キャンディキャンディ」である。今後も歴史に名を遺すアニソンが多数生まれる事を祈り本文を締めくくろう。
コメント日時:2024年03月21日
画像は送れますか?たしかにサーバのレスポンスが遅くなっています。
コメント日時:2024年03月21日
y = 54.153e^(0.434x)という指数関数で近似できるようです。11回目の2020年代の予想数は6410でした。